五右衛門風呂とは

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五右衛門風呂

五右衛門風呂(ごえもんぶろ)は、日本の風呂の種類の一つで、鉄製の風呂釜に直火で暖めた湯に入浴する形式。風呂釜は高温になっており、直接触れると火傷するため、木製の底板の踏み板や下駄を湯桶に沈めて湯浴みする。厳密には、全部鉄でできているものは「長州風呂」と呼び五右衛門風呂はふちが木桶で底のみ鉄のものを指す。厚い鉄製のため、比較的高い保温力が期待できる。名前の由来安土桃山時代の盗賊石川五右衛門が京都の三条河原で釜ゆでの刑に処せられたところからと言われている。

五右衛門風呂の特長

五右衛門風呂は鉄製で出来ている為、保温性が高くお風呂の中のお湯がいつまでも暖かく入ることが出来ます。
また、災害時や緊急時にも使用することも出来ます。

五右衛門風呂は熱くないの?

加熱中は、直接風呂桶に足や体が触れると火傷します五右衛門風呂は下から熱を加えてお湯を沸かします。じかに入りますと熱いです。五右衛門風呂に入るときは、スノコの用な板などを、お湯の中に沈めて入ります。
また、側面の部分は水によって熱が奪われますので底程は熱くなりません。上へいくほど温度は下がります。背中の当たる部分はお湯よりも少し熱い程度で火傷する程ではありませんが、ご注意ください。
加熱をやめますと、徐々に風呂桶もお湯の温度まで冷めます